【高原町】野菜の持つ個性を”アート”に こだわりのジャム・ピクルスを作る中武さんと対談してきました。
2018/02/01
こんにちは^^きたはらゆみです!
高原町に移住し5年。これまでたくさんの生産者や加工業者さんから、商品ができるまでのお話や、苦労などたくさんのことをお聞きし、学んできました。
そんな中、ひときわ輝く、まるで「芸術品」のように美しいジャムやピクルスに出会ったんです!こちらを手掛ける、花*あそびの中武榮子(えいこ)さんに、ジャム・ピクルス作りにかける想いをお聞きします。
きたはら
榮子さんのジャムやピクルス、本当に美しくて…!こうした加工品作りについてお話を聞きたい!とずっと思っていたので、とっても楽しみです^^よろしくお願いします!
えいこさん
美しいと言って頂いてうれしいです^^こちらこそよろしくお願いします。
ジャムやピクルスを作り始めたきっかけ
きたはら
ジャム・ピクルスを作り始めたきっかけは何ですか?
えいこさん
私はもともと、「リース作家」として活動していたんですよ。
えいこさん
草木の持つ色や形、素材の質などを組み合わせて、ひとつの作品に仕上げていくんです。
本を出版し、自宅で展示会をすることになったんですけど、そのときに来て下さった方へ手土産として何かお渡ししたいと、作り始めたのがジャムだったんですよ。
そのあとすっかりジャムなどの加工品作りにはまってね(笑)
全国で活躍する専門家に会いに行き学んだり、自分で納得いくまで、何度も何度も試作して。
ようやく今、自信の持てる商品が出来上がったんです。
きたはら
そうだったんですね!手土産用で作り始めたジャムが、いつしか榮子さんの「代表作」になっていったんですね。
ジャムやピクルス作りの魅力は「素材の個性を活かすこと」
きたはら
そこまで榮子さんをとりこにする、「加工品作りの魅力」ってなんでしょう?
えいこさん
そうですね、野菜や果物それぞれが持つ「個性」を活かすことですね。
リース制作で素材の個性を活かすの同じように、野菜や果物の色や形、味の個性を、どう引き立てられるか。
それぞれが持つ「アート」の要素をどう活かして、ジャムやピクルスという「作品」に仕上げていけるか。
そこをずっと問われている感じですね。
きたはら
ジャムやピクルスは、正直な話、誰でも作ろうと思えばできるじゃないですか。でもここまで深い想いがあったとは驚きです…!
えいこさん
野菜も果物も、もうそれ自体が美しいし、おいしい。だからこそ、そこに手を加えるなら、素材のもつ個性を活かして作らないと、と思いますね。
きたはら
感動しました…(涙)
えいこさん
ありがとう(笑)
始まりは「土、一粒の種」 榮子さんの作品は素材選びから
きたはら
今ここにたくさんの種類が並んでいますが、何種類くらいあるんですか?
えいこさん
その季節に採れた新鮮なものを使って作るので、その時々で種類は変わりますが、ジャム・ピクルスそれぞれ15~20種類くらいですね。
きたはら
ジャムやピクルスに使う素材はどうやって選んでいるんですか?
えいこさん
基本的に、うちの畑で採れたものを使っていますが、自分で育てたものでなくても、顔なじみの生産者から直接仕入れたものを使っています。
ピクルスを作り始めて5年になるんだけど、畑で採れた食材を加工していく、この過程がとっても幸せだな~って最近よく思うんですよ。
花*あそびのはじまりは「土、一粒の種」なんです。ここから育っていって、収穫した野菜や果物のもつ「アートの力」をイメージし、活かして、美しく美味しく仕上げていく。これが本当に豊かだなって思うの。
きたはら
宮崎には、本当にたくさんの良い素材がありますもんね。
リース制作と同じ「素材を活かす」ということ、そして「花*あそび」という名前も、こうして意味を知ると、とっても深いですね!
榮子さんのジャム・ピクルスが買える場所
きたはら
ところで榮子さんのジャム・ピクルスはどこで買えますか?
えいこさん
豊味うどん高原店の隣にある直売所「霧島大地の恵み」に、たかはる市場のコーナーがあって、そこに並んでいます。
また、ジャムはカリーノ宮崎の「ラディッシュセブン」に置かせてもらっています。
おかげさまで、ギフトも人気で、インターネットでも販売して頂いていますよ。
たかはる市場WEBSHOP
https://shop.takaharu-ichiba.info/
きたはら
今日は本当に深いお話をありがとうございました!すっかりファンになりました^^
ますますファンが増えそうですね!今後のご活躍、応援しています!
榮子さん
こちらこそありがとうございました^^
【花*あそび】商品販売場所
・豊味うどん高原店 直売所
高原町大字広原4870-12
・ラディッシュセブン
宮崎市橘通東4丁目4−8−1 カリーノ宮崎B1F
・たかはる市場 WEBSHOP
https://shop.takaharu-ichiba.info/
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