新富町 県産品

世界大会準グランプリを獲得した、新富町のやきとり大将の女将さんと対談してきました

2017/11/13


こんにちは、新しいもの好きなゆうこです♪

今私が大注目している、宮崎の新名物があります。それは、みやざきのブランド地頭鶏をもち米や宮崎産の漬物、雑穀と合わせてしゅうまいにした、和風点心『鶏鳴keimei』です!

和風点心『鶏鳴keimei』は、宮崎県新富町の居酒屋『やきとり大将の女将、吉田文恵さんが宮崎のお土産品として考案された商品です。

私の中では、昔からの料理人は男性、そして調理場を仕切るのも男性、そんなイメージでした。今も昔も女性が活躍している場はありますが、私の頭はそんな古臭いイメージで凝り固まっていました。

 

そんな中、女性が、しかもお孫さんまでいらっしゃる女性が、宮崎の新しいお土産品である鶏鳴(けいめい)を考案されました。

 

さらに吉田さんの鶏シューマイ鶏鳴はにっぽんの宝物日本大会という全国大会において、グランプリに輝き、

さらにさらに、グランプリに輝いたからこそ昇り詰めることができる、次の大会

世界大会で準グランプリを獲得、大会会場となったシンガポールで受賞されました!!!

世界ですよ!!すごくないですか!?

そんな吉田さんは、いま私が宮崎の中で最も注目すべきアツい女性のお一人だと思っています。

 

私も同じ女性として、 その熱量を分けてもらいたい!と思い、多忙を極めているやきとり大将 女将の吉田文恵さんと対談させていただきました。

鶏鳴への熱い想い、世界大会のことなど、聞かせていただきました。

 

世界大会準グランプリ受賞の吉田さんと対談

ゆうこ:

吉田さん、こんにちは!あらためまして、世界大会準グランプリおめでとうございます!今日はよろしくお願いします。

 

吉田さん:

ありがとうございます!よろしくお願いします^^

ゆうこ:

笑顔が、ま・・・まぶしい!!

 

実は私と吉田さん、今回が初対面ではないのです。

私は新富町にありますやきとり大将さんで食事をしたことがあります。

 

吉田さんはやきとり大将の女将として素敵な笑顔でお店を和ませるだけでなく、

本業は、鶏刺しやチキン南蛮をつくるなど、料理人としてもご活躍されてるんです。

生肉がさばけない私にはすごすぎて、これまた尊敬の眼差しで吉田さんを見てしまいます。味も、おいしい!間違いない。

 

ゆうこ:

先日、伺った際に鶏刺しやチキン南蛮作って出してくれましたよね、美味しかったです♪

今日は色々な賞を受賞した鶏鳴について聞きたいことたくさんあるので、思い切って腹を割って聞いちゃいます!

それでは、ひとつめの質問をさせていただきます。

 

今までは焼き鳥屋さんの女将としてお料理を作ってましたが、なぜ今、新たに鶏鳴という商品をつくろうと思ったのですか?

 

吉田さん:

はい、お手柔らかにお願いしますね(笑)

鶏鳴を作ろうと思ったのは、一番は誰も見たことがない宮崎のお土産が作りたかったからです。

 

ゆうこ:

驚きました。だって宮崎の定番土産って、すでに出来上がってるとこあるじゃないですか。マンゴーの○○とか箱菓子や加工品などなど、なのにお土産という分野に挑戦するって、すごい勇気だと思います。

次の質問は

今回グランプリをとるための商品開発で、苦労したことは何ですか?

 

吉田さん:

はい、苦労した点はたくさんありますが、商品化にあたって、パッケージが一番苦労しました。プリンやクッキーのように市場にたくさん出ているものは容器や箱もたくさんありますが、この鶏しゅうまいは自作オリジナルなので容器がなかなかなくて大変苦労しました。

ゆうこ:

ちなみにパッケージは、最初はプラスチック容器でしたね。

それが今では紙タイプ(ツルツル)の箱へ、その後袋へと変化を遂げています。常に試行錯誤を繰り返していますよね

 

ゆうこ:

短いスパンで変化を遂げるパッケージ。お客様からの声を反映させることもあるみたいで、素直に、率直にお客様の声を受けとり改善を続ける姿勢は見習いたいものがあります。

それにしても吉田さん、いつもニコニコ笑顔・・・年下の私が言うのも生意気ですが、可愛いです!今風にいえば大人可愛い!というところでしょうか。お肌もキレイですよね。

もしかして、この鶏鳴には美容の効果もあったりするんですか?鶏鳴のカロリーも気になります

 

吉田さん:

お肌ツルツルですか?!そうかな(笑)

気を付けていることがあるとすれば食べ物ですね。今、この時に食べたものが3か月後の自分の体を作るそうです。私はインスタント食品やジャンクフードをほとんど食べません。保存料がたっぷりよりも、ほっとくと腐ってしまう食品を選びます。

鶏鳴に使っている十穀米も粒の中に大きなパワーを秘めた食品なので美容や健康にも効果的ですよ。

鶏鳴は使用しいる部位が胸肉とささみなので高タンパク低カロリーです。おまけに乳酸発酵した3年ものたくあんまで入っているのでとてもヘルシーですよ♡

 

ゆうこ:

高タンパク低カロリーって一番うれしいですよね。ダイエット中の私にとっては特に。

素材へのこだわりも感じます。

鶏鳴はどういう場面で使うのがおすすめですか?

 

吉田さん:

鶏鳴は宮崎初の鶏しゅうまいです。新しいものが好きな方やお土産にぜひ!

鶏鳴というのは開運という意味のある商品名です。お仕事のシーンはもちろん、お誕生日などのお祝いの席にお使い下さい。

ゆうこ:

へぇ~!鶏鳴ってそういう意味があるんですか。ほんとお祝いなどおめでたい時に、いいですね♪

あ、ちょうど私の母が今年で還暦なんです。還暦祝いに買っていってあげようかな♪

 

鶏鳴が世界へ飛び立つまでのエピソードを深堀りしました!

 

ゆうこ:

あの・・・なぜ世界大会に出ようと思ったんですか!?

 

吉田さん:

世界大会はシンガポールで開かれました。海外でそのように食品が流れているか、日本食の扱いはそうなのかを視察しました。ただ、コンテストに出るだけではなく学ぶ為にも行きました。

また、世界大会に出場し、グランプリに輝くことは1000以上の事業者のトップに立つ名誉ある事です。それに挑戦出来る機会を頂いたチャンスを生かしたかったです。

 

ゆうこ:

すごいチャレンジ精神ですね。挑戦することに年齢って関係ないんですね。私も負けてられませんね!

・・・気になったんですが、世界大会出場において、女性ということでのメリット・デメリットはあったのでしょうか?

 

吉田さん:

私は普段から男性社会を強く意識している一人です。調理の世界もまたしかりです。

デメリットというなら、仕事をする事だけに集中が出来ない事でしょうか。子供たちや親、自分の意志にかかわらず女性としての勤めがあります。

時間を自分だけに使えるなんてことは皆無ですね。

 

ゆうこ:

やきとり大将ではカウンターに女将として立ち接客や調理をこなし、家庭では主婦業、子供の前では母として、1人3役ですよね。

うう・・・大変そう><私は子供がいないので想像を絶します。

 

吉田さん:

メリットもあります。それは、女性の視点で商品を作れ語れたことです。自分の強みが女性であるなら、その強みである女性目線を大事にしました。

 

ゆうこ:

女性目線・・・たしかに、鶏鳴に使われている素材には白米ではなくヘルシーな十穀米を使っていたり、パッケージのロゴもオシャレな感じですよね。女性目線ならではの柔らかさも兼ね備えている宮崎の新お土産になりそうだなと思います^^

 

 

他にも食品のコンテストはあると思うのですが、数あるコンテストの中からなぜそのコンテストを選んだんですか?

 

吉田さん:

このコンテストは銀行さんから誘われたセミナー内で開催されたものです。人と人とのご縁があって生まれた商品なので、世界をも目指せるこのコンテストが最適だと思いました。

 

ゆうこ:

世界大会では色んな国々の人、料理が並んだことと思いますが、世界を見てどうでしたか?

 

吉田さん:

日本の魅力とは何かを見る事が出来ました。宮崎ならではと言うように、日本ならではと言ったものが大事です。なかでも生活の文化や食文化、歴史など日本のすばらしさをあらためて感じることが出来ました。

 

 

ゆうこ:

海外の方のリアクションはどうでしたか?

 

吉田さん:

シンガポールは国際色豊かで集まる人種も様々でした。大きなリアクションで話すことはありませんが、お店の前に長く立っていて怒られた時には怒られた自分に笑ってしまいました。

ホテルなどでは日本語で話しかけると困っていましたね。だからと言ってお互いに英語も話せなくて勉強するにも英語だけじゃダメだと痛感しました。

 

ゆうこ:

怒られたり困らせたり、色んなことがあったんですね(笑)

日本もだいぶグローバルになってきていますのでせめて英語は話せた方がよいですよね。って私も思うだけで行動にはうつせてないんですけど(^_^;)

コンテスト後の反響すごかったんじゃないですか?どうですか?その後

 

吉田さん:

コンテスト前も後もたくさんの方に声を掛けてもらいます。テレビ、新聞などでも大きく取り上げて頂いたのもあると思います。

ただ、商品を作って送り出すだけではなくて、私は宮崎代表として宮崎の誇りである食材をも前面に押し出しました。

そして賞を頂いてからは特に地元の方が喜んでくださいました。応援や励ましをことのほか頂き感激でした。

 

ゆうこ:

宮崎、そして地元新富町の方々の支えも大きかったんですね。

私も吉田さんの鶏鳴が世界大会で準グランプリというニュースを聞いて、とても嬉しかったです!同じ宮崎県民としても誇りに思います

 

世界大会に出るということは・・・ズバリ、世界進出したいですか!?

 

吉田さん:

機会があればそうします。

 

ゆうこ:

おおーーー!それはどういった形でですか?いずれは店舗を構える?それともネット通販事業とかですか?

 

吉田さん:

方法は様々です。確定はしておりません。ただ、チャンスがあればやります!

 

 

ゆうこ:

あ、聞いたところによると、吉田さんはちょうど今、クラウドファンディングにも挑戦中なんですよね!?

ちょっと聞きづらいんですが、気になるので聞かせてください。なぜ世界大会とほぼ同じ、今のタイミングでクラウドファンディングをしているのですか?

両方中途半端になりそうな気がしました

(言っちゃったー!)←心の声

ヒヤヒヤ

 

吉田さん:

世界大会に出る人って気になりませんか?どんな人でどんな商品を持って行くのか調べませんか?

 

ゆうこ:

ん・・・たしかに、気になります。

 

吉田さん:

それなら、テレビや新聞で一番情報が上がる時期にクラウドファンデングでもっと深い情報をあげたほうがいいと思ったからです。

商品も知ってもらう、私という人間も知って欲しかったからです。

 

クラウドファンディングでわかったことは、これは応援という名のお金だということです。この応援は大会前の私の心の支えになりました。

 

ゆうこ:

なるほど、そういう想いがあってのクラウドファンディング挑戦なんですね!

これからどうしていきたいですか?野望というか、さらに挑戦していきたいことなど、教えてもらえると嬉しいです。

 

吉田さん:

もちろん鶏鳴を広めていきたいです!いつか宮崎の顔になるような商品に育ってくれると嬉しいです^^

もちろん新しいことにも挑戦します。何かはわかりません。でも鶏鳴のように人と物との出会いで新しい何かが生まれるでしょう。

 

ゆうこ:

チャレンジ精神を忘れない、熱い想いで一歩先をいく吉田さんはとても魅力的で、今回の対談通してますます好きになりました!

吉田さん、今日はたくさんお話聞かせてくれてありがとうございます。

あ、最後に・・・宮崎にいて世界を目指している女性に一言いただいてもよろしいですか!お願いいたします。

 

壁を作っているのは自分。

超えるのも自分。

自分を信じた分だけ前に進めます。

私はそうしました。

 

自分を信じた分だけ前に進める・・・なんかガツンときました。

今のところは世界に出る機会がない私にとっても、希望が持てるありがたいお言葉をいただけました。

吉田さん、ありがとうございました!

これからも邁進する吉田さんと鶏鳴を応援していきます。

そして同時に私も私を信じて、前進していこうと強く思いました。

 

最後に、

吉田さんが挑戦中クラウドファンディングページ、こちらも熱い想いが書かれていますので、ぜひ応援してくださいね

宮崎の地頭鶏を使用した新ブランドもち米鶏しゅうまい「鶏鳴」を全国に広めたい!

 

商品はひむかよかもん市場宮崎山形屋店にて絶賛販売中です!

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