天然酵母パン教室in宮崎県高原町3月5日(日)

こんにちは「たかはる市場」広報担当の北原です。

私の地元、霧島連山の麓自然豊かな高原町。ここに隠れ家のような小さなパン屋があります。
噛むほどに味わいの広がるパンを作るのは、松崎さんご夫妻が営む宮崎県高原町の『田舎のぱん屋』さん。
今回、 「天然酵母パン教室」の講師をしていただく「田舎のぱん屋」さんに、パン作りに込めた想いとこだわりの素材について、お話をうかがいました。

 

パンの甘みを引き出す天然酵母とは

一番のこだわりは天然の酵母を使うことだそうです。
天然酵母の材料は、小麦粉・米・麹菌と酵母菌の4つ。これを水に溶いて30時間置きます。
なぜ、それほどまでに時間と手間をかけた天然酵母を使用してパンを作るのでしょうか。

まず、香りが違います。
米類をベースにした天然酵母ですので、酸味が少なく、パンにしたときに甘みが増します。
素朴で噛むほどに味わいが広がり、小麦本来の味を楽しめるのが天然酵母で作られたパンです。

米類をベースとした酵母の甘さは、噛むほどに甘みを感じるお米や、お酒の甘さに似ているそうです。
日本人の口に合う、素朴で懐かしい味のするパンは、この天然酵母の働きがあってこそなのですね。

九州産小麦との出会い

パン屋を立ち上げる際に、パン作りに適した小麦はカナダ産や、北海道産で、それ以外の小麦でのパン作りは非常に難しいと言われていました。しかし、以前から、“地元のものを使って安心安全なパンを作りたい”という想いがあったという松崎さん。九州産小麦を使うきっかけになったのは、地元高原町で作られた小麦との出会いがあったからだといいます。

 

画像参照　柳本明子ブログ
https://goo.gl/54ltGd

「高原町で小麦が作られるようになって、使ってみないかと提案がありました。扱いが難しいからと敬遠されていた小麦でしたが、うちは喜んで使いますと、開発に乗り出しました。」

ほかの小麦粉との相性や水の分量、吸水率、発酵の仕方など少しづつ改良を重ね、外はカリッと中はもっちりとした食感のパンができあがりました。現在は製粉技術の向上もあり、福岡産の小麦と高原町産の小麦をブレンドした九州産小麦のみでパンを焼いています。

地元産の素材を生かしたパン作りへのこだわり

「小麦以外にも九州産、宮崎産にこだわりパンを作っています。バターは宮崎県産、砂糖は洗双糖（せんそうとう）という鹿児島産のものを使っています。きび糖の類でミネラルが豊富です。添加物などは一切入っていません。」

子どもにこそ食べてほしい無添加のパン

スナック菓子や甘い食べ物が多い現代の食事事情。もっちりとして、噛むほどに甘みの増す天然酵母のパンは、ぜひ子どもさんに食べていただきたいと松崎さんは言います。

ひとつのパンが出来上がるまで42時間

パンが完成するまでには、天然酵母の発酵に30時間、パン生地と合わせて発酵するまでには12時間かかります。素材にこだわり、手間と時間をかけたパンは、おいしいだけでなく松崎さんご夫婦の愛情も感じられるやさしいパンですね。

 

天然酵母パン教室のお知らせin高原町

九州産小麦100％使用で、オーガニックのレーズンや、地元で採れた食材を使い、こだわりのパンを焼いている松崎さん。ファンも多く、これまでパン作りをおしえてほしい！という声も多く聞かれていました。

そこで、今回、天然酵母ならではのおいしさを作ってほしいと
・オーガニックのレーズンとくるみが入った「ノアレザン」

・全粒粉のクッペ

の2種類をレッスンしていただくことになりました。
ちょっとした裏技や、秘密のレシピなども聞けるかもです
当日焼くパンの生地は事前に松崎さんに準備をしていただきます。
パン教室で、こねた生地はお持ち帰りいただき、ご自宅で復習をかねて焼くことができます。
もちろん会場で焼いたパンは、焼き立てをご試食・お持ち帰りいただけます。
なので一度で二度おいしいパン教室なのです(^^)/

天然酵母パンは素人さんには難しいと言われがちですが松崎さんが丁寧にご指導くださいますので、初心者の方も大丈夫！
天然酵母パン作りの楽しさを、ぜひ体験してくださいね^^

＜イベント詳細＞天然酵母パン教室
日時　3月5日(日)　10:00～14:00 (受付 9:40～)
会場　高原町ほほえみ館　(高原町大字西麓360-1)
http://goo.gl/maps/z2rA8uEtPSJ2

参加費　3,500円/人　(材料・保険料込み)
持ち物　エプロン・タオル・タッパー(2Lくらいのもの)
※お子様連れの方はお知らせください

お問い合わせはこちら

主催：たかはる市場FB
http://goo.gl/CBD9aA

天然酵母田舎のぱん屋サイト
http://www5.plala.or.jp/piisuke/

記事参照元
https://goo.gl/tz8sfp

　

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